今回のプロジェクトで使われる「プリンセス・ミチコ」は美しいオレンジ色の花を咲かせる薔薇で、皇后陛下が皇太子妃だったときに英国から献上された薔薇として知られています。,br> 農大の醸造科学科微生物工学研究室では、千葉県八千代市にある京成バラ園の協力を得て、大量の「プリンセス・ミチコ」の花をご提供いただき、「花酵母」を分離することに成功しました。
試験醸造では、リンゴやメロンなどの果物を思わせる香りを持ち、爽快な酸味があるお酒ができています。
「プリンセス・ミチコ」の花酵母を使うのは各蔵とも初めてです。 新しい挑戦、新しい味わいを、是非お試しください。
原料米:国産米
精米歩合:麹:50%、掛:55%
Alc.:16度
◇このプロジェクトについて◇
東京農業大学が薔薇の品種である「プリンセス・ミチコ」の花から分離することに成功した「花酵母」を使用し、新しい日本酒を作ります。
醸造するのは、北から(株)南部美人、出羽桜酒造(株)、(株)一ノ蔵、浅間酒造(株)、関谷醸造(株)石鎚酒造(株)、(株)澄川酒造場の7社でいずれも農大の卒業生の蔵元です。
ぜひこのお酒を飲みながら、平成の思い出を振り返り、新しい時代を迎えてください。